こんにちは!橋本です!
秋の果物といえば・・・
梨、ぶどう、柿、みかん・・・などなど。
スーパーに彩り豊かに陳列されています。
和歌山県は柿の生産量が日本一!
刀祢早生(とねわせ)や平核無(ひらたねなし)が主流です。9月末から市場に出始め、11月には富有(ふゆう)といろ~んな柿があります。
主に紀ノ川沿いに柿の産地が所在しており、柿のシーズンになると様々なイベントが開催されます。「串柿の郷」四郷では、11月中旬から“串柿ののれん”を見ることができます。
(玉すだれの方が正しいかな??)
我が家にも実家からもらった柿がたくさん!
柿とみかんの消費に日々追われます。
食後のデザートはもっぱらフルーツ!
ありがたいです!
柿には、ベータカロテン、ビタミンA、ビタミンC、カリウムなど、栄養分がたっぷり!また、植物繊維であるペクチンや、ポリフェノールの1種であるタンニンを豊富に含んでいます。
タンニンは渋みのもと、柿には渋みを感じるものを感じないものがありますが、それは、タンニンが溶けだし、舌が渋みを感じるため。同じタンニンでも、水に溶けなければ、渋みは感じません。
昔から人は、渋柿のタンニンを溶けないようにして食してきたのです。
実は、このタンニン。
お酒大好きな人にとっては、二日酔いを防止してくれる
優秀なフルーツでもあるのです!
なんでも、このタンニンが、悪酔い物質の“アセトアルデヒド”を吸着するので、
二日酔いを防げるのだとか。
当社の基礎研究でも、このタンニンが胆汁酸を吸着することで、体内のコレステロールを減少させることに寄与していることが分かっています。
→柿玉として商品化しています。 柿玉
さて。
家にある柿を横一文字に割ってみました。
黒いブツブツがタンニンです。
柿は、熟しだすと組織が軟化します。
軟化した柿は全体がペクチン質に! ↓
つやっつやです。
中心がゼリー状になっています。
サクッの食感のイメージが強いので、食べるまで躊躇しますが、食べだすと美味しい!
凍らしてシャーベットとして食べても美味しいんですって!
ヨーロッパでは、熟した“KAKI”をスプーンで食べるのが通のようです。(たぶん)
でも、この熟柿。見極めが大切。
適熟を越すと、お酢になるのでご注意を。