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2018.11.14

【第二弾】突然、隣のクイズショー!!!! 日本酒を比較してみました!!

先週、突然出したこんなクイズ。

突然、隣のクイズショー!!!! 蔵のあるものを比べてみました。

 

 

第二弾!!!!

これは何を比べたものでしょう?!?!

20181108_6

今回はどちらも日本酒です。

チッ

チッ

チッ

チーーーン(゜o゜)!!!!

 

 

え?またコーヒー?

もう二度もだますような悪い事はしません(-_-)!!!!笑

 

 

正解は…

どちらも熟成させた日本酒でした!


IMG_2858(色加工)

 

その年数、聞いて驚き、

なんと熟成15年以上((((( ;゚ Д゚ ))))

15年前と言えば、サッカーW杯が日本で初開催した頃。
アザラシ「タマちゃん」が流行して、ハリーポッターに読みふけって、
なんでだろう~って踊ったかと思えば、「セカチュー!!」って映画見て叫んで…
私はテニスに明け暮れた中学生でした(-_-))))

遠い、遠い昔です(~_~;)

 

 

 

え????
なんで色がこんなにも違うのか????

 

 

実は熟成方法の違いなんです。

まず左の色濃いのは「長久 貴醸酒」。日本酒で仕込んだ日本酒。

常温で熟成をかけ、熟成酒ならではのきれ~~いな、琥珀色を惹きだしています。

 

 

で、右が「Chokyu-5℃」。

いつも見る日本酒に近い色合いです。

なぜ色の変化が少ないのか…
その秘密がマイナス5度での熟成にあります。

 

実はこの温度、日本酒は凍りません。

むしろマイナスというストレスを与え続け、旨味が増すと言われています。

この技術が氷温技術。(氷温協会HPより

 

 

 

通常、熟成酒と言うと、どっしり味わいは重く旨味がある。
でもほどよい酸味と、カラメルのような苦味が出てくる傾向のお酒が多くあります。

それが、このChokyu-5℃は、香りには米由来のお柔らかさがあり、
一瞬透明感のある飲みやすい味わいかと思えば深みのある、ゆったりとした味わいが喉の奥を震わせます。
苦味と言う文字はなく、旨味、深み、透明感…と相反する言葉ばかり。

それが絶妙なバランスの上で、成り立っているような、非常に日本酒の概念を逸脱すべくお酒です。

 

 

 

よく、日本酒の香味を知るのに、分布図があって、
こんな感じに分類分けされるんですが、

日本酒香味比較表1

 

 

このお酒はこんな感じ。
日本酒香味比較表2

みよ~ん!って。

最初飲んだ時は、香りの良い透明感のある味わいだったのに、
時間が経つにつれて旨味があふれ出てくる。

一口でみよ~んを体験出来るのは、マイナス5℃での熟成によるものです。

chokyu-5℃比較

 

 

 


凍るかどうか、ギリギリのラインで、15年間も熟成。
フレッシュさを残したまま、米の旨みだけを膨らませた超熟成酒。

 

 

もちろん15年は何に置き換えることも出来ないので、
もちろん、お酒がある分だけの限定品です。

 

日本ツウは、必ず一度は飲んでほしい。
なにか理由付けてでも…、一度は舌にのせてほしい。

年末のお食事や記念日、
お歳暮や祝い酒等にも開けてほしいし、

2002年に由来する記念事があれば、ぜひ一緒に乾杯させてほしい。

そう思うと、どんな風に飲んでくれたか、インタビューに回ってみたい日本酒ですね。笑

 

気になる方は是非、こちらから詳細をご覧ください。


Chokyu-5℃720_01

Chokyu -5℃
http://www.nakano-group.co.jp/product/nihonshu/cyokyu5/