先週、突然出したこんなクイズ。
突然、隣のクイズショー!!!! 蔵のあるものを比べてみました。
第二弾!!!!
これは何を比べたものでしょう?!?!
今回はどちらも日本酒です。
:
チッ
:
チッ
:
チッ
:
チーーーン(゜o゜)!!!!
え?またコーヒー?
もう二度もだますような悪い事はしません(-_-)!!!!笑
正解は…
どちらも熟成させた日本酒でした!
その年数、聞いて驚き、
なんと熟成15年以上((((( ;゚ Д゚ ))))
15年前と言えば、サッカーW杯が日本で初開催した頃。
アザラシ「タマちゃん」が流行して、ハリーポッターに読みふけって、
なんでだろう~って踊ったかと思えば、「セカチュー!!」って映画見て叫んで…
私はテニスに明け暮れた中学生でした(-_-))))
遠い、遠い昔です(~_~;)
え????
なんで色がこんなにも違うのか????
実は熟成方法の違いなんです。
まず左の色濃いのは「長久 貴醸酒」。日本酒で仕込んだ日本酒。
常温で熟成をかけ、熟成酒ならではのきれ~~いな、琥珀色を惹きだしています。
で、右が「Chokyu-5℃」。
いつも見る日本酒に近い色合いです。
なぜ色の変化が少ないのか…
その秘密がマイナス5度での熟成にあります。
実はこの温度、日本酒は凍りません。
むしろマイナスというストレスを与え続け、旨味が増すと言われています。
この技術が氷温技術。(氷温協会HPより)
通常、熟成酒と言うと、どっしり味わいは重く旨味がある。
でもほどよい酸味と、カラメルのような苦味が出てくる傾向のお酒が多くあります。
それが、このChokyu-5℃は、香りには米由来のお柔らかさがあり、
一瞬透明感のある飲みやすい味わいかと思えば深みのある、ゆったりとした味わいが喉の奥を震わせます。
苦味と言う文字はなく、旨味、深み、透明感…と相反する言葉ばかり。
それが絶妙なバランスの上で、成り立っているような、非常に日本酒の概念を逸脱すべくお酒です。
よく、日本酒の香味を知るのに、分布図があって、
こんな感じに分類分けされるんですが、
みよ~ん!って。
最初飲んだ時は、香りの良い透明感のある味わいだったのに、
時間が経つにつれて旨味があふれ出てくる。
一口でみよ~んを体験出来るのは、マイナス5℃での熟成によるものです。
凍るかどうか、ギリギリのラインで、15年間も熟成。
フレッシュさを残したまま、米の旨みだけを膨らませた超熟成酒。
もちろん15年は何に置き換えることも出来ないので、
もちろん、お酒がある分だけの限定品です。
日本ツウは、必ず一度は飲んでほしい。
なにか理由付けてでも…、一度は舌にのせてほしい。
年末のお食事や記念日、
お歳暮や祝い酒等にも開けてほしいし、
2002年に由来する記念事があれば、ぜひ一緒に乾杯させてほしい。
そう思うと、どんな風に飲んでくれたか、インタビューに回ってみたい日本酒ですね。笑
気になる方は是非、こちらから詳細をご覧ください。
Chokyu -5℃
http://www.nakano-group.co.jp/product/nihonshu/cyokyu5/