精油は抽出部位や特性によっていろいろな作り方があります。
よく目にするもので
・水蒸気蒸留法
・圧搾法
・揮発性有機溶剤抽出法
なんかが多いかと思います。
甘夏やゆず、レモンなどの柑橘系の抽出には一般的には圧搾法が使われます。
圧搾法ではそのまま皮を絞ったものを分離するので原料のフレッシュな香りがそのまま抽出できる反面、光毒性のある成分を含むものがあります。
(光毒性:皮膚につけた状態で紫外線を浴びると炎症や色素沈着を起こす性質)
当社ではお客様に安心して使っていただけるよう光毒性のない柑橘精油を作るため水蒸気蒸留法を採用しています。
水蒸気蒸留法では蒸留によって分離するので低沸点の光毒性のある成分はほとんど含まれません。
水蒸気蒸留法では原料の柑橘類をペースト状にし、じっくりコトコト温めて一滴一滴を抽出していきます。
ゆっくりと…
一滴…
一滴…
某基礎化粧品みたいです。
その後、上の精油部分と下のフローラルウォーター部分を分離して瓶詰されお客様のもとに届けられていきます。
ゆっくり一滴一滴抽出された和アロマはこちら