こんにちは。橋本です。
先日、フッと頭によぎり、改めて実感したことがあります。
・・・実は日本酒ってエコなお酒!!
日本酒はお米と水から造られます。
麹や酵母の力を借りながら、「糖化」と「発酵」を経て日本酒がつくられます。
発酵後は「絞り」で液と個体に分けられます。
ワインやビール、焼酎など(もちろん醸造アルコールも!)の醸造酒は全て液体のお酒を得た後には必ず副産物(残渣)が出てきます。
その副産物、二次利用されることが多いのですが、たいていは飼料や肥料、二次醸造で酢になったりするようです。(ビール酵母のサプリメントも流行りましたね~。)
対して、日本酒の副産物=酒粕は
そのまま食べることができる…!!
板状の酒粕を火であぶってそのまま食べたり、お湯に溶いてお砂糖いれてそのまま飲んだり、料理やスイーツに使ったり!!
世界中のどの国を探しても、醸造酒の副産物をここまで活用しているお酒って日本酒だけではないだろうか!?
酒粕には、米のたんぱく質やミネラル、発酵で精製されたビタミンやアミノ酸など、
いろ~んな身体に嬉しい成分が詰まっています。
もちろん、役目を終えた麹菌の成分も。
菌活が流行っていますが、小川さんも以前書いていましたね。(小川さんの菌活ネタ)
菌を食べることですが、こちらは生きた生菌に限りません。もちろん死菌も含まれます。菌が産み出す副産物が体に良いのです。)
お米を精米するときに出てくる糠や精米副産物は、ぬか床になったり、米粉になったり!
そう考えるとね。すごいなって思います。
日本酒ってエコと思いませんか!?
来月辺りから、酒粕も出てくるかな。
今年はどんな食べ方をしようかワクワクします!