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2017.5.26

空前絶後のォォォォ、ちょうきゅう!!

1932年に大工であった祖父・中野利生が20歳で醤油製造を始めたのが中野BCの前身。その後、醤油製造を辞め、酒蔵への憧れから1949年焼酎「富士白」を製造、そして1958年に清酒「長久」が誕生し、梅酒製造は1971年。酒類のカテゴリーを増やしていき、多角化として梅エキスなど、和歌山の特産品である梅、みかん、柿を使った機能性食品の製造など、様々な発展を遂げて来た中野BCですが、常々の僕の口癖は「中野酒造の看板を磨き続ける」コト。それを念頭において経営をしております。

僕自身も杜氏を経験していた事もあり、想い入れのある日本酒づくり。
祖父の時代に、日本酒づくりのスタートとなった銘柄「長久」。そしてその銘柄を更に越えたいと想う造り手の想いを表現した「超久(超超久)」(平成15年スタート)。

そんな中野BCの「ちょうきゅう」シリーズに最高峰の「Chokyu」が誕生しました。
それが、本日発売した、プレミアム日本酒「Chokyu -5℃」です。

和歌山は温暖な地域。冷蔵設備が必須ですが、僕たちはずっと「氷室貯蔵」と言っていますが、通常のプラス温度帯での熟成は、紹興酒のように茶色く変化(業界では老(ひ)ねると言います)するため、-5℃の貯蔵庫「氷室貯蔵庫」で、酒質が悪くならないように管理をしてきました。もちろんプラス領域の貯蔵庫も設備としてあるので、酒質に合わせて熟成をコントロールしています。

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老ねが悪いわけでなく、マイナス温度域である「氷温域」で熟成させる事で、熟成香・老ねをさせずにじわ~りじわ~りと熟成させて、フレッシュさを残したまま、米の旨みだけを膨らませる。日本酒の凍るとされている-7℃から-10℃の手前の-5℃のギリギリのラインで、15年間も熟成させて来た、唯一無二の日本酒を発売します。
15年前の2002年と言えば、中野酒造(株)から中野BC(株)に社名変更をした年。その転機であり、未来の幕開けとなった記念すべき年に醸造し、今の今まで-5℃で熟成させたプレミアムな日本酒は如何ですか?

Chokyu -5℃720_01

商品名:Chokyu-5℃
内容量:720ml
醸造年度:平成14年
希望小売価格:15,000円(税抜)
発売日:2017年5月26日(金)
http://www.nakano-group.co.jp/product/nihonshu/cyokyu5/