皆さん、こんにちは!研究所の山本です。
本日は、これまでにもナカノナカで多数登場し、
9/27全国販売となった「富士白レモンチュウハイの素」
の開発者大西さんに開発秘話などをご紹介いただきます! ↓
皆様こんにちは。富士白レモンチュウハイの素の開発を担当させていただいた大西です。
富士白レモンチュウハイの素が発売されてからはや半年がたちました。
改めて開発当時を振り返って、富士白レモンチュウハイ復活までのお話しを少しだけご紹介させていただきます。
それでは・・・
ある日、富士白レモンチュウハイ復刻版の開発の依頼をいただきました。
開発と言えば・・・いつもは「これがベストな味だ!!」という正解が無い中、
あーでもない、こーでもない、これか!!?
・・・・いや、こっちの方がいいのかな?いや、これじゃだめだ。。。
と悶々と試作を繰り返すわけですが・・・・
今回ははっきりとした正解の味がある!
しかしそれは飲んだことのある人の思い出や記憶の中に!!
いつもとはちょっと違うイレギュラーな作りかたでした。
残念ながら、昔のレモンチュウハイを飲んだことが無かったので、
試作後、当時の味を知る先輩社員の方々にたくさん試飲していただきました。
ゴソゴソ。。。こんな感じ??
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「いや、もっと甘かった」
「いやいや、もっと酸っぱかった」
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「のどにくっとくるものがあった」
「当時はジューシーだったんよー」
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「うーん。香りはこんな感じかなー」
「甘いタイプの方がイメージに近い」
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「おや?」
「・・・これこれ!!」
「そうそうこんな味やったー!」
やっとたどり着いた富士白レモンチュウハイの味わい。
今回は皆様の「記憶の中にある味」にすることがゴールだったので感想のみを頼りに作り上げました。
・・・が、最後の最後、商品設計のため、出来上がった試作品を分析してみてびっくり!
甘さや酸っぱさの数値は当時と同じでした!!
(ぴったり一致だったときの衝撃が忘れられません!)
「復刻檸檬」の言葉とともに、レトロで素敵なラベルを着せてもらい、
梅酒BAR2018にて来ていただいたたくさんのお客様にお披露目&発売!!
おかげさまで華々しいデビューを飾ることができました。
非常にありがたいことに、発売後、十圓屋様で復活祭を開催していただいたり、
味わいにご好評いただいているというお話をお伺いいたします。
和歌山県内のお客様はもちろん、県外からもたくさん「美味しい」のお声を聞くたび、
これがかつて終売後もおいしかったと言われ続けた富士白レモンチュウハイの味なんだなーとしみじみ。。。とても感慨深い気持ちです。
富士白レモンチュウハイは現在のレモンサワーブームとはまた違う、少し甘めでコクのある味わいです。
レモンの果肉分が含まれた果汁をたっぷり使っていますので、とってもジューシー。
レモンの香りと味わいが炭酸と一緒にしゅわしゅわとはじけて口の中いっぱいに広がります。
25°のコンクタイプですので、ソーダはもちろん、マーケティング部のみなさんが提案して下さっているような
様々な割り方で楽しんでいただけるところも魅力の一つです。
家のみパーティの時におひとつ持ち寄っていただければ、いい相棒となり、おいしくて楽しい時間になるよう、きっと大活躍してくれます。
富士白レモンチュウハイをこれまでに飲んだことのある方は
皆様がお持ちのそれぞれの思い出と一緒にあの味わいを懐かしんでいただければ。
逆に、飲んだことの無い方は、
終売になった後でも「あのレモンチュウハイはおいしかった」と語られた幻の味わいを是非一度ご賞味下さい!!(^^)/