皆様こんにちは。研究所の久米です。
研究所の業務でいつも悩ましいと思ってしまう点が、当たり前のことなのですが「開発中の製品は人に言えない」という部分です。
現在も「絶対この商品はおもしろい!」「こんな商品が出てしまったらみんな驚くだろうな…」と思えるものに着手しているのですが、これも当然言えません……
結構言いたがりの性格なのが辛いところで、毎日この行き場の無い承認欲求を抱えて悶々としている状態です……
そんな中、本日ついに自分の開発したものが商品化するので声を大にして言えます!
その商品が
「紀州のパイナップル梅酒」
です!!
このブログでもすでにたくさんの方々にご紹介いただいております。開発者としてすごく嬉しいです!ありがとうございます!
思えばこの商品を開発する時も色々な事がありました……
今回はそんな開発当時の出来事や思いを 少しだけ お伝えできればと思います。
実は今回一度下書きしてみたら、これの 3 倍量ぐらいの長さになってしまったので泣く泣くはしょりました。またこのあたりの承認欲求は社内の人間を捕まえて無理矢理聞かせて満たしていきたいと思います。
それでも結構長い&写真すら無い状況ですので、お暇な方だけ読んでください(笑
「紀州のパイナップル梅酒」では 沖縄県産パイナップル果汁 を使用しております。
この果汁のサンプルをいただいた時に味見をしてみたのですが、
「おぅ、うまいやないけコレ」
と、つい泉州弁になってしまうぐらいおいしかったんです。
(全然泉州出身とかではありませんが)
それに加えてこの果汁で印象的だったのが
【ものすごく豊かな香りと、ものすごく濃厚な甘味】
でした。
こんな果汁とうちの梅酒を組み合わせるのにどうするか……
普段中野BCのカクテル梅酒は、どちらかといえば調和型が多いです。
つまり、【梅酒と~~果汁のバランスのとれた味わい】を目指して開発することが多いんです。
【梅酒の良さ】も重要。【~~果汁の良さ】も重要。
その結果、両方の良さ出すように、お互いをバランス良く主張させるように、配合割合を決定することが主でした。
今回もそれを目指して検討を重ねました……
すごかったですね。どうやったってパイナップルがメインになっちゃう。
こんな圧倒的な存在感と梅酒ってどうやったら合うんだ??
結構頭を悩ませたのを覚えてます。
そこで市販のパイナップルジュースやパイナップルを使ったリキュールをどんどん飲んでみました。
結局のところ「パイナップルって前に出しておいしいものだよね」って思っちゃいました。
そうなんです。ジュースであれ、リキュールであれ、ケーキであれ…パイナップルって味のメインどころなんです。
そんなパイナップルを “中野BCとして” どうやって扱うのか……
考えた末に至った結論が
【パイナップルの風味を中野の梅酒でしっかりと引き出す】
というものでした。
「これはうちの梅酒でしかできない!」
そんな味わいに仕上げたくて、徹底的にパイナップルの味わいを引き立てるように試作を重ねました。
その結果できたのが今回の「紀州のパイナップル梅酒」という商品です。
味の印象は、
「濃厚なパイナップルの味がガツンときて、後味で梅酒の酸味を感じさせてスッキリとさせつつも、その梅酒の風味がまだまだパイナップルの味を引き立てるように後をひきます。」
香りの面では、
「パイナップルの華やかで甘い香りと、南高梅を使った梅酒のフルーティな香りが混ざり合うことで、飲む前からトロピカル感たっぷりの香りを楽しめ、飲んだ後にもパイナップルと梅酒の余韻がしっかりと残ります。」
かなり濃厚な風味で、パイナップル好きの方も納得の味わいとなっているはずです!
パイナップル好きの方はロックで、ゆったりとした時間を過ごしたい時にオススメです!
これから春~夏に向けて暖かくなってきますので、ソーダ割りにしてグビグビ飲むというのもオススメです!
かなり濃厚な味わいですので、ソーダで割っても全然負けません!
この飲み方だと甘さと酸味がバランスよく味わえ、いろんな料理との相性もバツグンです!
また、ココナッツミルクで割ると「お手軽ピニャコラーダ」のようなカクテルにもできます!
いろんな飲み方で楽しめちゃう「紀州のパイナップル梅酒」。
皆様、お店で見かけた際は是非一度ご賞味くださいね!!