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2017.3.31

香りと記憶①

こんにちは。

セールス&マーケティング部の橋本です。

 

“ プルースト現象(効果)“

 

という言葉、ご存知ですか?

 

ある特定の匂いが、過去の記憶を呼び覚まされる心理現象のことです。

 

フランスの文豪、マルセス・プルーストの作品「失われた時を求めて」で描写されたこの心理現象は著者名にちなんでプルースト現象(効果)と名付けられたようです。

ちなみに、作品の中のキーワードは「紅茶に浸したマドレーヌ」だそうです。

 

「紅茶にマドレーヌをドボンしちゃうの!?」

私はここに興味津津でしたが、本を読むには至っておりません。(いつかチャレンジ…)

 

 

さて、

 

「匂い」=「アロマ」について、勉強を始めたのが去年の今頃。

昨年の5月には、アロマテラピー検定なるものを受験させていただき、受検者全員無事に1級を合格しました。その時、受験セット用のアロマを買い、メンバーとあーだこーだいいながら香りをテストしました。

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すると、ある特定の匂いに対して、

「!!、おばあちゃんの家の匂いだ!」

「なんかホッとする香りだね。」

「なつかしい~」

とか。

 

今なら分かる。

プルースト現象!?とおぼしき会話がたくさん飛び交いました。

 

検定でも勉強したのですが、ヒトの“嗅覚”は“本能”や“記憶”と直結しているようなのです。

だから、特定の匂いを感じた時に、その香りにまつわる記憶が呼び覚まされ、なつかしくなったり、少しセンチメンタルになったりするようです。

 

 

世界中には色々な香りが溢れていますが、日本人には柑橘系や樹木系の香りが人気とのこと。

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故郷の里山であったり、“おコタでみかん”であったり、幼少のころの記憶が蘇るからなんでしょうか。

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当社でも和・アロマとして和歌山県産果実を使用した

100%国産の和精油KISHU-WAKAを製造販売しております。

 

6種類の柑橘の香りを比べてみてくださいね♪