昭和7年(1932年)創業
大工見習いだった20歳の中野利生(祖父)が、独立して醤油の製造を始める。
そして醤油醸造でお金を貯めながら、祖父の憧れであった酒蔵への転身していく。酒蔵は米を現金で買い、酒が出来るのは次の年の秋頃。預貯金を持っていないと経営出来ない商売だったからこそ、地元の名士の方などが経営されていたケースが多い。
祖父はそんな彼らの生活に憧れていたんだと言う。
その憧れ=強い想い、強いビジョンがあったからこそ、今の中野BCが存在する。
そして時代は祖父から父へ。酒蔵でありながら、地元に貢献する企業へ、研究開発型企業へ発展していく。
中野BCは決して安泰に来たわけでなく、昭和初期から常に邁進してきたんだ、と過去を紐解く度に常々感じる。
そして祖父の誕生日である11/19に85年目を迎えた。
酒蔵としては、歴史の浅い中野BC。ただ他の酒蔵よりも歴史が浅いからこそ、過去にとらわれず、いろんなチャレンジをしてきた。
そんな創業の日を、社内の長久邸「四季の間」で、従業員でお祝いをする事にしている。
唱和から始まり、会長の話。
そして僕も、みんなの前で少し話を。この時点で、すでに押してるので(笑)、毎回言いたい事がすべて言えないのが悩み。。。
次に能登からお越し頂いて、今季で2年目となる杜氏・端博之から、今年の酒の出来を説明頂く。
そんな端杜氏の話も聞かずに僕はふざけていたのを激写されていた。。。
いえいえ、こんな写真を撮っていました。
出来たての「長久・初しぼり原酒」と端杜氏。
そんな、初しぼり原酒で乾杯!
あとは、みんなで、ワイワイガヤガヤと!!
僕が帰って来た10年前、道交法も厳しくなったのもあり、お茶で乾杯していた時期もあったが、今は、会社のイベントとしてお酒を飲める環境づくりをみんなでやってもらい、飲める人は出来る限り飲んで楽しめるようにしてきた。
盛り上げ役の山本が、毎回趣向を凝らして企画を考えてくれる。今回はくじ引き大会。
会長にも、くじを引いて参加して頂く。
祖父の時代から支えてくれている小西は、当たったのが50年振りだとか。
ずっと司会兼盛り上げ役をやって頂いていましたからね。。。申し訳ないです。。。
今回、当選したメンバーで記念撮影
参加出来なかったスタッフもいるけど、今一緒に過ごしているメンバーが中野BCを支えてくれている。
そのメンバーと、これから仲間になっていく未来のメンバーで、90年、100年、そして200年と、中野BCは、皆さんに支えながら成長していきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。