皆さん、こんにちは!
研究所の山本です(^^)!
先日のにほん酒BAR2018にお越し頂いたお客様、
誠にありがとうございました!
美味しいお酒に
美味しいご飯、
そして美味しい甘酒、
お楽しみ頂けましたでしょうか!?
そう!甘酒です!!笑
一部のBARでのみの販売でしたが、
ご好評頂きまして、有り難いことに
14:00前には完売となりました!!!
本当にありがとうございました!
昨年も手作り甘酒を販売していましたが、
今年はなんと研究所が
甘酒作りの担当となっていました。
そんな責任重大ドキドキ舞台裏を特別に
ご紹介します(`・ω・´)!
(無事に終わった今だからこそ安心して書けます、良かった良かった)
始まりは、にほんBARの前日。。。
これまで甘酒を担当されていたS &M部 橋本さんから秘伝のレシピを授かり、いざ!!
にほん酒BAR2018オリジナル甘酒の主な材料は、
米と麹と水!
何かお気づきになりましたか?
そうです、日本酒と同じ材料なんです。
原料は同じなのに、全く違う飲み物になる。。
不思議ですよね!
これが食品の面白いところです!
今回は2.5kgの白米(和歌山県産)を使用しました。
家庭のスケールを遥かに超えた量です。
(洗米中、給食調理員になった気分でした笑)
洗米後はお米を蒸していきます。
研究所にお米の良い香りが立ち込めていきます・・・
蒸したてのお米は普段食べるお米とは違い、
弾力があり一粒一粒がとてもしっかりしています。
そんな蒸米に水を加えてお粥状になるまで
じっくりかき混ぜていきます。
(実は甘酒を作ることが人生で初めてだった私は
最初、水でしゃばしゃばな状態が本当にお粥状になるのか?
と半信半疑で混ぜていました。笑)
焦げ付かないように注意を払いながら、
研究所長と交代しながら混ぜ続けていくと・・・
徐々に混ぜるのが重くなって・・・
しっかりとお粥状になりました!!!
そして、いよいよ麹の投入です。
今回使用した麹は、弊社の日本酒にも使われているものと同じ。
美味しくないわけがない。笑
麹を入れて、これまた丁寧にかき混ぜていくと・・・
あのお粥状がみるみるうちにサラサラに!
(興奮して写真を取り損ねてしまいました)
これは、麹に含まれるアミラーゼというデンプン分解酵素がお米のデンプンを糖化させている証拠。
糖化によってブドウ糖が作られるため、甘酒の優しい甘さはここから生まれます。
この時点で味見を少し・・・
「うまい!!」 所長とにんまり。
ここからにほん酒BAR当日の朝まで一晩かけてじっくり糖化させます。
もっと美味しくなれよ~。
どんな仕上がりになるんだろう。
どきどきした気持ちで恒温槽に入れました。
にほん酒BAR当日。
恒温槽から甘酒を取り出し、様子をチェック。
少しかき混ぜてみると、米の粒は若干残っているものの
どう見ても液体、飲み物です。笑
早速、味見。
昨日よりもさらに糖化が進み、甘さも倍増。
麹の香りもふんわり漂い、
お米もとろとろで、サラサラっと喉を通っていきます。
「これは売れるぞ!」 所長とにんまり(2回目)。
最後に酵素の反応を止めるためにしっかり加熱をし、いよいよ完成!
所長のOK頂きました!
今回の甘酒は砂糖未使用ですが、麹が頑張ってくれたおかげで
自然の甘さなのにしっかりした味に仕上がりました♡
こうして皆様の元へと無事に甘酒をお届けすることができました!
普段の職業柄では、作って終わり。
その先のお客様の顔を拝見できることは少ないのですが、
今回は、自分が作ったものを、自らお客様に買っていただき反応を直に見ることができました。
直接美味しいと言ってくださる、こんな幸せなことはないですね!
外国の方にも「Good!」と言っていただき、世界共通の美味しさなんだととても嬉しくなりました(*^_^*)
これからも、皆様に喜んでいただける商品をお届けできるように
研究所一丸となって取り組んでいきたいと思います!!