こんにちは!
先週少し触れました、新商品のご案内です。
その名は・・・「香雪-KAYUKI-」
和歌山県産の南高梅を使用した梅酒を使用し、
さらに「蒸留」という工程を加えることで、凝縮した梅の華やかな香りと、
アルコール分だけを取り出したクラフトスピリッツです。
原料となる梅酒の梅はすべて和歌山産南高梅。梅の時期に製造担当全員で梅の実を処理しますが、
漬込みも一粒一粒に想いを込めて丁寧に作業することが第一。梅の時期には、工場全体梅の香りが漂う
くらい梅の実が入荷されます。
スピリッツへの蒸留作業では、梅酒のエキス分を取り除き、梅の香味を凝縮させるために、
乙類焼酎用の減圧蒸留器を使用。この工程は焼酎を作るための工程ですが、
弊社では梅酒にその工程を加えました。減圧蒸留法することによって雑味成分の
少ないソフトな味わいのスピリッツができます。
まだ肌寒い2月は、梅の開花の時期。
梅林がある和歌山県みなべ町では、一足早い春の訪れを告げる光景として、
梅の花は愛されてきました。
それを表す禅語の「梅花和雪香(ばいかゆきにわしてかんばし)」には
「去りゆく冬と訪れる春の喜び」という意味が込められており、
梅を「香雪(こうせつ)」と別称で呼ぶそうです。
商品特徴でもある梅の香りから、雪の積もった枝に蕾を付け、雪に負けじと春の香りを漂わせながら
力強く開花していく梅の花をイメージし、「香雪-KAYUKI-」と名付けました。
香雪-KAYUKI-は、中野BCの蒸留酒ブランドの第2弾として発売されます。
第1弾は、ちょうど1年前(2017年11月1日)に発売されたコウヤマキを使用した
クラフトジン、槙-KOZUE-です。
「富士白」とは中野BCの始まりとなった焼酎(蒸留酒)のことであり、その名を借り、
自分たちの起点に戻る気持ちで『富士白蒸留所』というブランドを立ち上げました。
純度の高い焼酎はより高い蒸留塔が生み出します。
創業者・中野利生は「工夫に勝るものはなし」と品質向上を常に信条とし、
大工見習いをしていた経験から自ら蒸留塔を設計しました。当時、最高基準の2倍もの
高さを誇る塔となりましたが、特別に認可を取得しました。
その信条を受け継ぐモノ造りを続けていたからこそ「富士白蒸留所」は生まれました。
今回は簡単な商品紹介でした!
香雪-KAYUKI-の公式ページもできていますので、
こちらも是非ご覧ください!
http://www.nakano-group.co.jp/product/spirits/fujishirodistillery/kayuki/