研究部門

リサーチセンター食品科学研究所

和歌山県産の柿（青柿）に、悪玉と言われる、LDL‐コレステロールを下げる作用のあることが明らかとなり、有効成分の同定とその効果をヒト臨床試験で確認しました。
「パーシモンパウダー」「柿玉」として販売を開始しております。
梅の果汁を煮詰めてつくる「梅エキス」に血流改善効果のあることが明らかとなり、有効成分の一つである「ムメフラール」の含有量をコントロールする技術を確立しました。
梅果汁を製造する際に産出する梅果肉から新しく梅ファイバーを開発し、梅のみからなる梅エキス粒状製品「梅真珠」の開発に成功しました。
梅真珠の特許が和歌山県発明賞を受賞しました。
梅エキス特有の成分である「ムメフラール」に、インフルエンザウイルスに対し、細胞への感染と蔓延の両方を予防する効果があることを見出しました。
Food Chemistry 127(2011)1-9
温州みかんの未成熟果（青みかん）に、抗アレルギー作用のあることが明らかとなり、花粉症やアトピーに効果が期待できるカンキツサプリメント「アトピタン」を開発しました。
アトピタンの特許が和歌山県発明協会会長賞を受賞しました。